WTTスターコンテンダーリュブリャナ<7月3~9日/スロベニア> 8日、男子シングルス準々決勝で戸上隼輔(明治大学/世界ランク51位)がカルデラノ(ブラジル/同5位)にゲームカウント2-3で敗れた。全日本選手権2連覇中の戸上が、驚異の運動能…

WTTスターコンテンダーリュブリャナ<7月3~9日/スロベニア> 8日、男子シングルス準々決勝で戸上隼輔(明治大学/世界ランク51位)がカルデラノ(ブラジル/同5位)にゲームカウント2-3で敗れた。

全日本選手権2連覇中の戸上が、驚異の運動能力を誇るカルデラノと対戦。戸上は世界5位の相手に対して2勝0敗と相性がよく、3連勝を目指した。

戸上は持ち前の豪打を浴びせ、長短のツッツキでカルデラノを攻めさせずに第1ゲームは11-4で先取する。しかし2ゲーム目は前半で連続サーブミスが出て、それをカバーしきれずに8-11で失う。

ここでカルデラノの動きにエンジンがかかり、後陣からバックドライブ一発で抜くなどの離れ業を決められて、第3ゲームは7-11で落とす。戸上は4ゲーム目もビハインドを背負うが、カルデラノを台から下げさせて11-8で取り返す。

最終第5ゲームは、サーブレシーブで勝負をかけたカルデラノに前半からリードを許す。戸上はコースを考えたサーブで揺さぶるが、それも対応されて6-11で落として敗戦した。

日本男子は最後まで勝ち残っていた戸上が敗れ、このベスト8が最高成績となった。

<WTTスターコンテンダーリュブリャナ 男子シングルス準々決勝>
戸上隼輔 2-3 カルデラノ(ブラジル)
11-4/8-11/7-11/11-8/6-11