男子プロテニス協会のATPは7日、公式サイトで昨年5月に引退を表明した元世界ランク5位のK・アンダーソン(南アフリカ)が今月17日に開幕するホール・オブ・フェーム選手権(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)で現役に復帰すると発表した…

男子プロテニス協会のATPは7日、公式サイトで昨年5月に引退を表明した元世界ランク5位のK・アンダーソン(南アフリカ)が今月17日に開幕するホール・オブ・フェーム選手権(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)で現役に復帰すると発表した。
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元世界ランク5位のアンダーソンは現在37歳。昨年5月に引退を発表するまでに通算7度のタイトルを掲げ、2017年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)と2018年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では準優勝に輝いている。
今回ATPは公式サイトでアンダーソンが2021年に優勝を飾ったホール・オブ・フェーム選手権で現役に復帰することを発表し、アンダーソンのコメントを掲載した。
「ニューポートでツアーに復帰できることに興奮しているよ。2021年にホール・オブ・フェイム選手権で優勝したことは僕にとって特別な瞬間だった。復帰するのにこれ以上の場所はないと思うし、またあの芝コートで打てることを楽しみにしている」
「引退したときは大変だった。多くの肉体的な痛みを抱えていたからね。体のあちこちが痛くて思うようなプレーができなかっただけでなく、感情的にも精神的にも非常に困難で、プレーをやめなければならないと感じていたんだ」
「引退したときはまたプレーできるかどうかわからなかった。昨年はほとんどプレーするつもりはなかった。でも2、3ヵ月前からまた打ち始めて、外に出るのが本当に楽しくなった」
「体の調子もよくなったし、僕がテニスボールでやってきたことが本当にエキサイティングで、またチャレンジしたくなったんだ。そんな機会があるかどうかわからなかったけれど、幸運にもニューポートがその機会を与えてくれたから、出場してまたプレーしたいと思った」
17日に開幕するホール・オブ・フェーム選手権にはアンダーソンの他に、世界ランク15位のT・ポール(アメリカ)、昨年王者で同58位のM・クレッシー(アメリカ)、同116位の綿貫陽介らの参加が発表されている。
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