6年連続20号を放った岡本和真(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext 巨人は7日のDeNA戦(東京ドーム…

6年連続20号を放った岡本和真(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
巨人は7日のDeNA戦(東京ドーム)に1-2と敗れ、連勝は2でストップ。今春のWBCにも出場した球界屈指の左腕、今永昇太と対戦し、15三振、9回までに球団ワーストタイ記録となる1試合17三振を喫した。ただ、この試合で主砲の岡本和真が6年連続、セ・パ最速となる20号を放った。
【動画】これぞ令和の名勝負!侍ジャパン対決ともなった岡本和は2回に今永から今季20号となる特大のアーチを放った
気合十分の左腕に一矢報いたのは主砲の一振りだった。2回先頭で打席に入った岡本和はカウント2-2からの5球目、外角直球をジャストミート。打った瞬間にそれと分かる完璧な当たりで左中間席に放り込んだ。これで6年連続となる20号をマーク。球団では阿部慎之助氏以来6人目、かつて長嶋茂雄氏、王貞治氏、原辰徳氏、松井秀喜氏も達成した、歴史ある巨人の強打者の歴史にまた一つ名を連ねた。
責任感の現れの一打でもあった。5日の中日戦(バンテリンドーム)延長12回に祖父江大輔から右手甲に死球を受けた。その影響で手には腫れが残り、首脳陣も心配する中、強く出場意思を訴えたという。
現在は坂本勇人、守護神・大勢など故障者が続出している苦しい時期でもある。なかなか状態が上がってこない選手もいる中、4番を任されている岡本和は開幕前から掲げている「僕が打てないと(チームが)勝てない」ことを強く意識している。
昨年は坂本離脱時に岡本和も大きく状態を崩した。夏場には一時、中田翔に4番を譲るなど好不調の波が激しかった。ナインみんなに助けられたとあって、やり返す気持ちを強く持っている。
今季からは坂本に代わりキャプテンマークも着ける。今春のWBCにも出場とまさにフル回転でシーズンを駆け抜けている。
モチベーションを高めているのは、もう一つの「宿題」の存在もある。この日セ・パ最速の20号をマーク、本塁打争いは2位以下に7本差をつけ、独走状態。このまま順調に量産していけば、2021年以来の本塁打王のタイトルも視野に入る。
一方、21年に本塁打、打点の二冠に輝いたときにはチームは3位とV逸したこともあり「優勝していないタイトルは嬉しくない」と語ったこともあった。
目指すは3年ぶりのチーム優勝&打撃タイトルのダブル獲り。若き主砲の奮闘は続く。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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