WTTスターコンテンダーリュブリャナ<7月3~9日/スロベニア> 7日、女子シングルス3回戦で伊藤美誠(スターツ/世界ランク7位)がスターシニー(タイ/同40位)をゲームカウント3-1で破り、準々決勝に駒を進めた。対外国人選手、とくに中国以…
WTTスターコンテンダーリュブリャナ<7月3~9日/スロベニア> 7日、女子シングルス3回戦で伊藤美誠(スターツ/世界ランク7位)がスターシニー(タイ/同40位)をゲームカウント3-1で破り、準々決勝に駒を進めた。
対外国人選手、とくに中国以外にはめっぽう強い伊藤。2023東南アジア大会2冠のスターシニーにも、2015年の初対戦に敗れてからは4連勝中だった。
伊藤の突き刺すようなバックハンドが好調で、バック対バックで主導権を握り、チャンスボールはフォアでたたく。優位を保って第1ゲームは11-6で先取する。
スターシニ― Photo:World Table Tennis
2ゲーム目は2-6とリードされるが、高速逆チキータ、サイドを切るツッツキと伊藤の技が冴えて逆転。最後は全力スマッシュを決めてここも11-8で奪う。
第3ゲームも1-4の場面から伊藤が4連続ポイントで逆転するが、ここからミスが続き6連続失点でスターシニーに取り返される。
だがそれを引きずらなかった伊藤。第4ゲームはスピードある速攻で中盤から相手を突き放し、サービスエースで試合を締めくくって勝利を果たした。
タイのエースを破った伊藤は準々決勝で、森さくら(日本生命)と蒯曼(中国)の勝者と対戦する。
<WTTスターコンテンダーリュブリャナ 女子シングルス3回戦>
伊藤美誠 3-1 スターシニー(タイ)
11-6/11-8/5-11/11-8