テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は5日、男子シングルス2回戦が行われ、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク70位のJ・トンプソン(オーストラリア)を6-3, 7-6 (7-4), 7-5のス…

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は5日、男子シングルス2回戦が行われ、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク70位のJ・トンプソン(オーストラリア)を6-3, 7-6 (7-4), 7-5のストレートで破って17度目の3回戦進出を果たすとともに、男女を通じて史上3人目となる四大大会マッチ350勝を達成した。
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2018年から2022年まで4連覇中の絶対王者ジョコビッチ(2020年は開催されず)。今季も芝シーズンは1大会も出場せずに“ぶっつけ本番”でウィンブルドンに臨み、1回戦では世界ランク68位のP・カチーン(アルゼンチン)をストレートで下し初戦を突破した。
この日は第1セットだけでトンプソンに7本のサービスエースを決められるなど苦戦したが、1度のブレークに成功し先行。自身はサービスゲームで2ポイントしか落とすことなく第1セットを先取する。
第2セットもチャンスを作ったジョコビッチだったが、決め切ることができずにタイブレークへ。接戦となったものの、最後は振り切りセットカウント2-0と王手をかける。第3セットもゲームカウント6-5と接戦の様相となるなか、最後はトンプソンのバックハンドボレーがミスとなり2時間28分で勝利した。
また、この勝利でジョコビッチはR・フェデラー(スイス)の369勝とS・ウィリアムズ(アメリカ)の365勝に続き、史上3人目の四大大会マッチ350勝に到達。今大会で優勝することがあれば、あと5勝分伸ばすことができるほか、フェデラーに並ぶウィンブルドン8度目の制覇を成し遂げることとなる。
36歳のジョコビッチは試合後の会見で自身の年齢と記録、そしてモチベーションについて語った。
「自分が若いと感じるか、老いていると感じるかだけだ。僕は自分の体、頭、心の中で若いと思っている。僕の子どもたちは、そのような時間を過ごさせてくれるんだ。無邪気で、好奇心旺盛で、純粋な愛とエネルギーを持った子どもと過ごす時間は、自分の中のインナーチャイルドを強くしてくれる」
「また、幼い頃に夢中になったスポーツを今も続けているという事実。それはとても新鮮なことだと思う。健康な体を持つことは本当に幸運で、恵まれていると言わざるを得ない。テニスを始めて20年経った今の段階でも、最高レベルで戦うことができているんだ」
3回戦では第29シードのT・M・エチェベリー(アルゼンチン)と世界ランク88位のS・ワウリンカ(スイス)のどちらかと対戦する。
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