テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は4日、女子シングルス1回戦が行われ、第2シードのA・サバレンカが世界ランク82位のP・アドゥヴァーディ(ハンガリー)を6-3, 6-1のストレートで破り、2021年以来2年…

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は4日、女子シングルス1回戦が行われ、第2シードのA・サバレンカが世界ランク82位のP・アドゥヴァーディ(ハンガリー)を6-3, 6-1のストレートで破り、2021年以来2年ぶり3度目の初戦突破を果たした。試合後の会見で今大会から白以外のアンダーショーツ(下着)の着用が認められたことについて「とてもクール」と明かしている。
>>【動画】最後は強烈なフォアハンドウイナー、サバレンカ 初戦勝利の瞬間<<
>>錦織vsクドラ 2回戦 1ポイント速報<<
25歳のサバレンカは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でシングルス自身初となる四大大会制覇を成し遂げた。その後も好調を維持すると3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)と4月のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)で準優勝、5月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)で優勝を飾った。
先月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では準決勝でK・ムチョバ(チェコ)にフルセットで敗れ、四大大会で2度目の決勝進出とはならなかった。
サバレンカがウィンブルドンに出場するのは2021年以来2年ぶり5度目。最高成績は2021年に記録したベスト4進出となっている。
1回戦、8本のサービスエースを決めたサバレンカはファーストサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを獲得。29本のウイナーを決めるなど主導権を握るとリターンゲームでは4度のブレークに成功し、わずか1時間2分で勝利した。
試合後の会見でサバレンカは「素晴らしいパフォーマンスだったわ。あの雰囲気は本当に楽しかった。最高の試合だったし、勝てて本当にうれしい」とコメント。
ウィンブルドンはこれまで規則により、ウエアやシューズなど白を基調とすることが義務付けられてきたが、今大会から女子選手に限り、白以外のアンダーショーツ(下着)の着用が認められることになった。
この規則変更に関してサバレンカは「白いウェアでプレーするのは変わらないけど、ショートパンツのオプションがあるのはとても気に入っているわ。ダークグリーンのショーツは芝生の上でとてもクールに見えると思う。ウィンブルドンでオプションがあるのは本当に最高よ」と述べている。
勝利したサバレンカは2回戦で世界ランク41位のV・グラシェバ(フランス)と同48位のC・ジョルジ(イタリア)の勝者と対戦する。
同日に第3シードのE・ルバキナ(カザフスタン)と第6シードのO・ジャバー(チュニジア)が2回戦に駒を進めた。
[PR]錦織 圭 復帰第2戦「ATPチャレンジャー ミシガン」第3戦「ATPチャレンジャー シカゴ」をWOWOWで放送・ライブ配信・アーカイブ配信
7/3~7/17 ウィンブルドンテニス WOWOWで連日生放送!WOWOWオンデマンドでは日本人選手の試合を全試合ライブ配信予定

■WOWOWオンデマンドはこちら>