テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は4日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク40位のA・マレー(イギリス)がワイルドカード(主催者推薦)で出場した同268位のR・ペニストン(イギリス)を6-3, 6-0…

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は4日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク40位のA・マレー(イギリス)がワイルドカード(主催者推薦)で出場した同268位のR・ペニストン(イギリス)を6-3, 6-0, 6-1のストレートで破り、3年連続15度目の初戦突破を果たした。試合後、マレーはこの一戦を観戦していた元世界ランク1位のR・フェデラー(スイス)と再会したことを明かした。
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2013年と2016年のウィンブルドンを制している36歳のマレーは全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)をスキップして芝シーズンに向け調整。レクサス・サービトン・トロフィー(イギリス/サービトン、芝、チャレンジャー)、ロスシー・オープン(イギリス/ノッティンガム、芝、ATPチャレンジャー)を制してきた。
昨年現役を引退した男子元世界ランク1位のR・フェデラーが見守るなか行われたこの試合、マレーはファーストサービスが入ったときに76パーセントの確率でポイントを獲得。同胞ペニストンにわずか4ゲームしか取られることなく、2時間ちょうどで完勝した。
試合後の会見でフェデラーが観戦に訪れたことについてマレーは「コートから出たときに少し会ったよ。彼がこの大会にいるのは素晴らしいことだね。彼がこのスポーツで重要な存在なのは間違いない。彼がテニスを愛していることは知っている。だから、彼がここに戻ってくるのは素晴らしいことだよ」とコメント。
「まったく変だとは思わなかったよ。むしろ、彼がいてくれてよかった。P・サンプラス(アメリカ)はあそこに座って、ロジャーやラファらを見てきたと思う。僕はR・レーバー(オーストラリア)と一緒に全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の試合を観戦したことがある。彼らがそこにいるのはいいこと。過去にそういう経験があるからね」
勝利したマレーは2回戦では第5シードのS・チチパス(ギリシャ)と世界ランク91位のD・ティーム(オーストリア)のどちらかと対戦する。
同日には第1シードのC・アルカラス(スペイン)、第12シードのC・ノリー(イギリス)らが2回戦に駒を進めている。
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