トラウトの離脱で大谷にかかる負担も大きくなりそうだ(C)Getty Images あまりに痛すぎる離脱だった。主砲のマイ…

トラウトの離脱で大谷にかかる負担も大きくなりそうだ(C)Getty Images

 あまりに痛すぎる離脱だった。主砲のマイク・トラウトが左手有鉤骨(ゆうこうこつ)骨折で10日間の負傷者リスト(IL)入りすることが4日(日本時間5日)、発表された。

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 トラウトは前日3日(同4日)のパドレス戦8回の打席で左手首を痛めて途中交代していた。精密検査の結果、骨折が判明した。試合後には声を震わせながら「なにもなければいいが、感じはよくない。ただの捻挫であることを祈るだけ。いままで感じたことのない痛みだ」と話していたが、無念の離脱が決まった。

 また、これまで大谷翔平とトラウトが打線の2本柱として機能していたが、トラウト不在で大谷が勝負を避けられる機会も増えることが予想されている。

 すでにフィル・ネビン監督は大谷が四球増を覚悟しているとし、「我々は質の高い打線を持っている。次の打者にバトンを託して走者を増やす。ショウヘイには色々とやりすぎないで欲しい」とコメントしている。

 大谷は現在キング独走の31号をマーク。打率.303、68打点といずれもリーグトップクラス、三冠王も狙える成績を残しているとあって、他球団からすれば大谷さえ、眠らせておけばと考えるのも不思議ではない。

 チームはここまで故障者が続出している。大谷が目指すプレーオフ進出のために獅子奮迅の活躍を見せられるか。チームにとっても踏ん張りどころとなりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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