復帰2戦目の錦織圭、快勝で2回戦へ 現地7月4日、チャレンジャー大会の「クランブルック・テニス・クラシック」(アメリカ・ブルームフィールドヒルズ)のシングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推…

復帰2戦目の錦織圭、快勝で2回戦へ
現地7月4日、チャレンジャー大会の「クランブルック・テニス・クラシック」(アメリカ・ブルームフィールドヒルズ)のシングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場の元世界ランク4位、錦織圭(ユニクロ/世界ランク501位)は、アダム・ウォルトン(オーストラリア/同237位)と対戦。6-1、6-2の快勝で2回戦進出を果たした。

【動画】現地練習で快音を響かせた錦織圭

33歳の錦織は、先月行われたチャレンジャー大会で2021年10月以来の実戦復帰。1年8ヵ月ぶりとなる長期のブランクを感じさせないフットワークとショットを見せて、復帰早々に優勝を飾った。

復帰第2戦目となる今大会の1回戦の相手は、復帰戦準々決勝で対戦し6-4、6-2で勝利しているウォルトンとなった。

試合は、錦織のサーブでスタート。幸先よくラブゲームでサービスキープすると、続く第2ゲームでは軽快なフットワークを見せてネットに出るなど、ウォルトンを左右に振って試合を展開する。第4ゲームでも鋭いリターンを放ってブレークに成功した錦織は、その後も短いラリーでポイントを重ね、開始から5ゲームを連取し6-1で第1セットを先取する。

調子の良さを見せる錦織は、第2セットでも集中を切らさない。第1ゲームで相手の足元へリターンしミスを誘ってラブゲームでブレークすると、ストロークでプレッシャーをかけ続けて順調にサービスキープ。第7ゲームでリードを広げ、ウォルトンに付け入る隙を与えることなく最後はエースで試合を締めて6-2。快勝で2回戦進出を果たした。試合時間は1時間6分だった。

2回戦で錦織は、第3シードのデニス・クドラ(アメリカ/同180位)とスカンデル・マンスーリ(チュニジア/同302位)の勝者と対戦する。