羽生さんの活動の幅は広がる一方だ(C)Getty Images いきなりの大反響です。 このほど発売された「ELLE2023年8月号羽生結弦特別版」(ハースト婦人画報社)が羽生ファンを中心に絶賛の嵐。素晴らしいクオリティーでその魅力…

羽生さんの活動の幅は広がる一方だ(C)Getty Images

 いきなりの大反響です。

 このほど発売された「ELLE2023年8月号羽生結弦特別版」(ハースト婦人画報社)が羽生ファンを中心に絶賛の嵐。素晴らしいクオリティーでその魅力を伝えていると、SNS上で話題が沸騰しているのです。

【写真】話題騒然!「美しくも力強い」羽生結弦さんの単独アイスショー「プロローグ」の模様をお届け!

 スポーツ紙のデスクが解説します。

「表紙も2種類用意され、グッチとのコラボレーションによって、これまで見られなかった羽生さんの色気が美しい写真で見事に表現されています。表紙はね、本当に両方よくて、選べない(笑)。私が買った新宿の大手書店では『お一人様各表紙一部のみ』の制限付きで売られていました。発売前から話題になっていたので、期待して手に取ったんですが、想像を遙かに超える内容でしたよ」

 グッチの世界観との『掛け算』によって、羽生さんの表現の幅がさらに広がっていくのが分かる見事なコラボ。さらに前述のデスクが称賛するのは、芥川賞作家の町屋良平さんによるインタビューの内容です。

「ここで町屋さんを起用するのか!という新鮮な驚きとともに、私が驚嘆したのは羽生さんの言葉の力。聞き手が小説家である点に配慮した上で、問いに対する答えも『書くこと』になぞらえた比喩表現を用いるなど、細やかな気配りもうかがえて、とても興味深い内容に仕上がっています。正直、やられたな、と。清々しい悔しさもありますね」

 そして出版関係者は、今号が業界に与えるインパクトの強さは、尋常ならざるものがあると語るのです。

「スマホの出現以降、ネットである程度の情報は一通り取得できる世の中になってしまいました。『雑誌不況』と呼ばれて久しいですし、休刊も相次ぎ、中にいる我々もどこか、諦めの境地に達してしまった部分がある。でも今回の『羽生結弦特別版』を読んで感じるのは、まだまだ雑誌には無限の可能性があるということ。雑誌だからこそこれらの美しい写真がお届けできるし、880円という価格で読者の皆さんに楽しんでいただける。雑誌って、もっともっとアイデアは出せるし、読者ニーズを追究することができるんじゃないかと、考え直すきっかけになったんです」

 この夏、話題の一冊。羽生ファンだけでなく、メディア関係者にとっても強い関心を抱かせる内容と言えるでしょう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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