男子テニスで世界ランク1位のC・アルカラス(スペイン)は1日、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の大会前記者会見に登場し「決勝戦ではN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦したい」と明かした。>>アルカラス、西岡、ダニエル…

男子テニスで世界ランク1位のC・アルカラス(スペイン)は1日、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の大会前記者会見に登場し「決勝戦ではN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦したい」と明かした。
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20歳のアルカラスは先月のシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)で芝大会初優勝を果たすとともに今季5勝目を飾った。この勝利により今年5月29日以来 約3週間ぶりに1位返り咲いた。
ここまでマッチ40勝4敗と好調を維持するアルカラスがウィンブルドンに出場するのは3年連続3度目。初出場となった2021年は2回戦敗退となるも2022年はベスト16進出を果たしている。
アルカラスは会見で「最高の気分だよ。ここで何度か練習したからね。本当に最高でエネルギーに満ち溢れている。早くウィンブルドンでの初戦を戦いたいね。正直なところ、1位であることにプレッシャーはあまり感じていない。自分が何をすべきか分かっているからね。僕がやるべきことはプレーすること、ベストを尽くすこと、トーナメントで勝つことだ」とコメント。
先月行われた全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)の準決勝でジョコビッチに敗れたアルカラス。ジョコビッチとの対戦について最も難しいことを問われ、次のように答えている。
「プレッシャーだね。彼がみんなに与えるプレッシャーというか。そもそもグランドスラムで3時間、最高のプレーをすることは僕だけでなく、誰にとってもプレッシャーなんだ。僕はそれに対処しなければならないけど、ここで彼と決勝戦を戦いたいね。僕にとってノヴァークと対戦するのが一番タフなことなんだ」
「彼は簡単にプレーをこなすんだ。本当によく動くし、放つボールがとてもよく、はっきりと打てる。そしてショットがきれいだ。全てがミックスされているよ。ミスはほとんどしないし、いつも何でも簡単に決めてしまう。彼のプレーで弱点を見つけるのは本当に難しいね」
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