男子プロテニス協会のATPは2日に公式サイトを更新し、世界ランク849位のM・ラオニッチ(カナダ)のコメントを掲載。2019年以来4年ぶり10度目の出場となるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に向けて意気込みを明かし…

男子プロテニス協会のATPは2日に公式サイトを更新し、世界ランク849位のM・ラオニッチ(カナダ)のコメントを掲載。2019年以来4年ぶり10度目の出場となるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に向けて意気込みを明かした。
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現在32歳のラオニッチは2008年にプロに転向するとキャリア通算8勝を記録。2016年のウィンブルドンでは準決勝でR・フェデラー(スイス)を撃破。決勝ではA・マレー(イギリス)に敗れたもののグランドスラムで初の準優勝を飾り、同年の11月にはキャリアハイの世界ランク3位を記録した。
その後、2021年にふくらはぎを負傷すると同年7月のアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)を最後に公式戦に出場できず。約1年11ヵ月ぶりの復帰戦となった先月のリベマ・オープン(オランダ/スヘルトーヘンボス、芝、ATP250)では2回戦で敗れたものの1回戦では当時世界ランク39位のM・キツマノビッチ(セルビア)を下している。
同大会を振り返ったラオニッチは「最初の試合は全てがうまくいった感じだった。でも緊張の連続だったよ。これまで3カ月、4カ月、1度だけ6カ月間プレーしなかったことがある。でも今回は2年だった。最初の1年2カ月は1球も打てなかった。だから、それは少し負担になったと思う。どんなに準備して練習しても、試合の緊張感や勝ちたい気持ちなど再現できないものもあるからね」とコメント。
復帰後2大会目となるウィンブルドンに向けてラオニッチは「感情的なものになると思う。どうなるかなんて分からないよ。最初の試合で勝つこともあれば、負けることもある。だから、正確には分からないんだ」と語っている。
「今は、ここでプレーするために戻ってきた。そして再びナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)でプレーするために戻ってくる。その後、自分自身と相談しなければならない」
ウィンブルドンで27勝9敗の成績を残しているラオニッチは今大会の1回戦、予選を勝ち上がった世界ランク159位のD・ノヴァーク(オーストリア)と対戦することが決まっている。
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