男子テニスのロスシー国際（イギリス/イーストボーン、芝、ATP250）で第２シードのＴ・ポール（アメリカ）は１日に準決勝と決勝のダブルヘッダーを戦い準優勝に終わった。ポールは今後３日に開幕するウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グラン…

男子テニスのロスシー国際（イギリス/イーストボーン、芝、ATP250）で第２シードのＴ・ポール（アメリカ）は１日に準決勝と決勝のダブルヘッダーを戦い準優勝に終わった。ポールは今後３日に開幕するウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）１回戦で世界ランク２０９位の望月慎太郎と対戦する。
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世界ランク１７位のポールは今大会、初戦となった２回戦で同４４位のＳ・バエス（アルゼンチン）、準々決勝で同４６位のＪ・Ｊ・ウルフ（アメリカ）を下し準決勝に進出。３０日に開催される予定だった準決勝は雨天により順延となり決勝と同日に開催されることとなった。
ポールは準決勝で同５７位のＧ・バレール（フランス）を6-4, 6-3のストレートで下したのち決勝に登場。決勝では第４シードのＦ・セルンドロ（アルゼンチン）と対戦した。セルンドロは前日の準決勝の終盤で試合が順延となったため、この日の準決勝ではわずか２分で１ゲームを取り勝利を決め、決勝に臨んだ。
決勝戦では、ファーストセットをセルンドロが獲得したものの、すでに１試合をこなしているポールがセカンドセットを取り返し１セットオールに追いつく。しかしファイナルセットでポールはセルンドロに１５本のウィナーを決められるなどし、１時間５４分で力尽き準優勝となった。
優勝したセルンドロはこれがツアー２度目のタイトルで、芝コートでは初の優勝となった。
大会を終えた両選手は今後３日に開幕するウィンブルドンに出場する。
今大会準優勝に終わったポールは１回戦で予選を勝ち抜き四大大会初の本戦入りを決めた望月と対戦する。
１日で２試合をこなし、ウィンブルドンに移動するポールの疲労が気になるところだ。ポールと望月の１回戦は大会２日目以降に行われる。
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