男子テニスのロスシー国際(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)は1日、シングルス準決勝が行われ、第4シードのF・セルンドロ(アルゼンチン)が世界ランク64位のM・マクドナルド(アメリカ)を2-6, 7-5, 6-2の逆転で破り、今…

男子テニスのロスシー国際(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)は1日、シングルス準決勝が行われ、第4シードのF・セルンドロ(アルゼンチン)が世界ランク64位のM・マクドナルド(アメリカ)を2-6, 7-5, 6-2の逆転で破り、今季2度目の決勝進出を果たすとともに昨年7月のノルデア・オープン(スウェーデン/バスタッド、レッドクレー、ATP250)以来 約1年ぶりの優勝に王手をかけた。雨天により翌日順延となったこの試合はわずか2分で終了している。
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24歳のセルンドロは今季、5月のリヨン・オープン(フランス/リヨン、レッドクレー、ATP250)で準優勝。その後、先月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で16強入りするも芝大会初戦となったシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)では2回戦で敗れている。
今大会、初戦となった2回戦では予選を勝ち上がった世界ランク83位のM・ヒュースラー(スイス)を7-6 (7-2), 7-6 (7-5)のストレートで、準々決勝で同54位のジャン・ジジェン(中国)を6-2, 6-3のストレートで下し4強に駒を進めている。
30日に行われた準決勝、開始早々にブレークを許したセルンドロは終盤で3ゲームを連取され、第1セットを先取される。
続く第2セット、セルンドロは先に2度のブレークを許しゲームカウント1-4とリードを許す。それでも直後の第5ゲームから4ゲームを連取すると終盤となる第12ゲームで3度目のブレークに成功し、1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、セルンドロは第1ゲームから4ゲームを連取。第5ゲームでブレークバックを許すもその後の2ゲームはサービスキープ。しかし、ここで雨脚が強くなり翌日に順延となる。
そして1日、ゲームカウント5-2とセルンドロがリードした状態で再開。マクドナルドのサービスゲームとなった第8ゲーム、セルンドロが4ポイントを連取してブレークに成功し試合終了。再開後の試合時間はわずか2分となった。なお、試合時間の合計は2時間5分。
勝利したセルンドロは決勝で第2シードのT・ポール(アメリカ)と対戦する。ポールは準決勝で世界ランク57位のG・バレール(フランス)を6-4, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。