ブライトン&ホーヴ・アルビオンのエクアドル代表MFモイセス・カイセド(21)の獲得を狙うチェルシーは、次のオファーで決着…

ブライトン&ホーヴ・アルビオンのエクアドル代表MFモイセス・カイセド(21)の獲得を狙うチェルシーは、次のオファーで決着が着く可能性もあると考えているようだ。イギリス『イブニング・スタンダード』が報じている。

昨季は大型補強による人員過多が問題となったものの、オフシーズンに突入してからは着々と放出を進め、スカッドの整理が順調に進んでいるチェルシー。

すでにクロアチア代表MFマテオ・コバチッチや、フランス代表MFエンゴロ・カンテ、元イングランド代表MFルベン・ロフタス=チークなどの移籍が決定し、イングランド代表MFメイソン・マウントのマンチェスター・ユナイテッド移籍も間近。中盤が一気に手薄になり、補強の必要性も高まっている。

そんなチェルシーは、昨季ブライトンの躍進を支えたカイセドの獲得にかねてから取り組んでいる。6000万ポンド(約110億円)のオファーを提示したが、1億ポンド(約182億5000万円)を要求しているブライトンに拒否されていた。

しかし、カイセドとは個人的な条件面で大筋合意に至っている状況。次に提示する予定の8000万ポンド(約146億7000万円)前後のオファーで、ブライトンとも合意できるのではないかと希望を抱いているようだ。

カイセド獲得に失敗した時の代役には、サウサンプトンのベルギー代表MFロメオ・ラヴィア(19)やエバートンのベルギー代表MFアマドゥ・オナナ(21)の名前が挙がっている。

また、チェルシーはセルタのU-21スペイン代表MFガブリ・ベイガ(21)を重要な攻撃的MFのターゲットとしてみなしているという。ベイガとセルタの間には3460万ポンド(約63億1000万円)のリリース条項が存在するとのこと。現状では、カイセドとベイガの獲得を進めていくことになりそうだ。