B1に昇格した佐賀バルーナーズは6月30日、自由交渉選手リストに公示していた西裕太郎が、2022-23シーズン限りで退団する…

 B1に昇格した佐賀バルーナーズは6月30日、自由交渉選手リストに公示していた西裕太郎が、2022-23シーズン限りで退団することを発表した。

 アメリカ出身で現在31歳の西は、176センチ72キロのポイントガード。アメリカのエル・カミノ大学を卒業し、2014年に大阪エヴェッサでキャリアをスタートさせると、埼玉ブロンコス(現さいたま)、岩手ビックブルズ、滋賀レイクスターズ、バンビシャス奈良を経て、2020年に佐賀へ加入した。

 移籍3年目だった2022-23シーズンは、レギュラーシーズン31試合に出場し、1試合平均1.5得点0.5リバウンド0.5アシストの成績。プレーオフでは1試合48秒の出場にとどまった。

 今回の発表に際して、西は「佐賀へ移籍してから毎年球団の進化と成長を感じていく中、気が付いたら満員のアリーナでB1昇格までされ、今後さらに夢を与えるクラブになって行く事を信じてます。昨シーズン怪我から復帰させて頂きました。中々いい状態でプレーできず『完全復帰』と言えませんでしたが、これからまだまだ成長していきますのでどうぞ応援よろしくお願いします。心から感謝してます」と、クラブを通じてコメントした。