今週は中京競馬場でGIII・CBC賞(芝1200m)が行われる。サマースプリントシリーズ第2戦目として行われるレース。ハンデ戦ゆえ波乱傾向も強く、配当妙味ある一戦と言えるだろう。
ここでは、過去10年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに出走馬を分析。「穴馬データ」としてジャスパークローネを取り上げる。
◆【CBC賞2023予想/データ攻略】「押さえておくべき」6歳馬の一角 「2.1.0.2」の数字に隠された濃厚な中身
■4角先頭時の馬券内率は75%
前走函館スプリントSは16着と惨敗。引き続きGIIIのメンバー相手での馬券内突入は容易ではないと思われるなか、今回は他馬との組み合わせがこの馬の激走を後押しするとのデータを発見した。
・4角先頭時の成績【4.1.1.2】
馬券内率に換算すると75%。ジャスパークローネにとって逃げの一手が完成するか否かが明暗を分けているとのデータだ。
道中で控える形となった前走は持ち味を存分に発揮したとは言い難い。翻って、今回は近3走以内に逃げた馬が1頭しかいないメンバー構成。該当馬のマッドクールが2走前に逃げて3着敗戦なら無理してハナを叩くことはしないだろう。ファストフォースで当舞台の高松宮記念を制した鞍上・団野大成を背に挑む今回、穴妙味ある1頭だ。
◆【CBC賞2023予想/追い切り診断】エイシンスポッターを上回る「S」の最高評価 「秋GIへ向け仕上げに余念なし」
◆【CBC賞2023予想/追い切り診断】マッドクールに迫る高評価は前走大敗馬 「若々しい脚力を大いにアピール」
◆【CBC賞2023予想/追い切り診断】重賞“初出走”でも「A」の高評価 「前走より格段にいい状態で勝ち負けも」
著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家 競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。

















