大竹がベンチで流したうれし涙が5月のDIDアワードに選ばれた ソフトバンクから現役ドラフトで今季加入した大竹耕太郎投手の…

大竹がベンチで流した“うれし涙”が5月のDIDアワードに選ばれた

 ソフトバンクから現役ドラフトで今季加入した大竹耕太郎投手の“涙の勝利”が「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」の5月度受賞プレーに選出され、受賞式が行われた。左腕は「人と人とのつながりを感じて、思わず出ました」と涙の理由を明かした。

 5月27日の本拠地・甲子園での巨人戦。両軍無得点で迎えた7回2死一、二塁で近本光司外野手が先制の中前適時打を放った。この日の先発で7回無失点と好投していた大竹はベンチで涙を流し、タオルで拭った。試合は3-2で勝利。無傷の6勝目を手にした。

 左腕はその場面の心境を「何とかヒットにしようという近本さんの気持ちを感じました。高校野球をやっている時を思い出しました」と説明。一丸となったチームの姿に「人と人とのつながりを感じて。思わず出ました」と涙の理由を語る。

 元々涙もろいという。ソフトバンク1年目はクライマックスシリーズで悔し涙を、2年目にはお立ち台でうれし涙を流したことがあると明かす。新天地で優勝争いを繰り広げる今シーズン。「“アレ”した瞬間を思い描くだけで泣きそうなので……達成したいです」と力を込めた。

 阪神ファンにはおなじみ、ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」では、毎月「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」を選出。DIDブランドアンバサダーを務める掛布雅之氏が厳選ノミネートした熱いプレーの中から、ツイッター上でのファン投票で受賞プレーを決める。

 3・4月度は中野拓夢内野手の「人生初のサヨナラヒット」、5月度は大竹の「涙の勝利」が受賞した。6月度のDIDアワードはどのプレーがノミネートされるのだろうか。(Full-Count編集部)