テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は28日に男子シングルス予選2回戦が行われ、予選第4シードのダニエル太郎が世界ランク154位のL・ナルディ(イタリア)に6-3, 6-3のストレートで快勝し、2年連続の本戦入…

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は28日に男子シングルス予選2回戦が行われ、予選第4シードのダニエル太郎が世界ランク154位のL・ナルディ(イタリア)に6-3, 6-3のストレートで快勝し、2年連続の本戦入りに王手をかけた。
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30歳のダニエルがウィンブルドンに出場するのは予選を含め2年連続7度目。昨年は本戦からの出場だったものの1回戦でS・バエス(アルゼンチン)にストレートで敗れた。
これまでダニエルは予選、本戦ともにウィンブルドンで勝利をあげたことがなかったが、今大会の予選1回戦で世界ランク232位の M・トランジェリティ(アルゼンチン)を6-2, 6-4のストレートで下し大会初白星を挙げ予選2回戦に進んだ。
2回戦の第1セット、第1ゲームでいきなりラブゲームでブレークを果たしたダニエルだったが直後の第2ゲームでブレークバックを許す。それでもストローク戦でナルディから主導権を握っていき、第5・第9ゲームでブレークに成功。このセットを獲得する。
第1セット終了後、雨天により試合は一時中断となる。
約1時間の中断後、第2セットから試合が再開。中断後もダニエルは集中力を切らさず、アンフォースドエラーを6本に抑える安定したプレーを見せる。ダニエルは第4ゲームで奪ったブレークのリードを守り切り、2年連続の本戦入りに王手をかけた。
勝利したダニエルは予選決勝で世界ランク177位のZ・ベルグ(ベルギー)と同187位のK・コピーヤンス(ベルギー)の勝者と対戦する。