FIBA公式サイトは27日、『FIBAバスケットボールワールドカップ2023』に出場する32カ国の“パワーランキング”を発表…

 FIBA公式サイトは27日、『FIBAバスケットボールワールドカップ2023』に出場する32カ国の“パワーランキング”を発表した。

 未だ最終ロースターは発表されていないものの、上位には優勝候補の強豪国がズラリ。アメリカが1位に君臨し、前回大会優勝のスペインが2位、優勝候補の一角にも上げられているフランスが3位で続いた。

 開催国でもある日本は「14位」にランクイン。FIBA公式サイトは「素晴らしいポジションにいる」と評価し、地元沖縄のファンから送られる声援もアドバンテージになるとの見方を示した。また、「アジア予選での5連勝はトム・ホーバスヘッドコーチ(HC)にとって納得のいく結果だったに違いない」と直近の戦績も紹介。NBAプレイヤーの渡邊雄太(ブルックリン・ネッツ)の存在、そしてトム・ホーバスHCの采配にも期待を寄せた。

 一見すると、日本にとっては期待の高まる評価でもあるが、同じグループEに入った3カ国はいずれも日本より格上にランクイン。8月25日のグループステージ初戦で対戦するドイツは7位、同27日に対戦するフィンランドは11位、同29日に対戦するオーストラリアは4位と評価された。

 特に初戦に対戦するドイツに関しては、「4年前に第1ラウンドでノックアウトされたチームだと思ってはいけない」とし、「表彰台に上がっても驚かないで」と躍進の可能性があることを強調した。

 今回の“パワーランキング”とは異なる「FIBAランキング」でも、36位の日本にとっては、オーストラリア3位、ドイツ11位、フィンランド24位と、いずれも格上であることは間違いなし。地元ファンの後押しも力に、強豪揃いの大舞台で番狂わせを起こせるか。

■ FIBA公式「ワールドカップ2023パワーランキング」

順位 国名(グループ/FIBAランク)

1位 アメリカ(C/2位)

2位 スペイン(G/1位)

3位 フランス(H/5位)

4位 オーストラリア(E/3位)

5位 スロベニア(F/7位)

6位 カナダ(H/15位)

7位 ドイツ(E/11位)

8位 セルビア(B/6位)

9位 ギリシャ(C/9位)

10位 ブラジル(G/13位)

11位 フィンランド(E/24位)

12位 ドミニカ共和国(A/23位)

13位 イタリア(A/10位)

14位 日本(E/36位)

15位 リトアニア(D/8位)

16位 ニュージーランド(C/26位)

17位 メキシコ(D/31位)

18位 ベネズエラ(F/17位)

19位 ラトビア(H/29位)

20位 プエルトリコ(B/20位)

21位 中国(B/27位)

22位 フィリピン(A/40位)

23位 ジョージア(F/32位)

24位 南スーダン(B/62位)

25位 モンテネグロ(D/18位)

26位 レバノン(H/43位)

27位 コートジボワール(G/42位)

28位 ヨルダン(C/33位)

29位 アンゴラ(A/41位)

30位 エジプト(D/55位)

31位 イラン(G/22位)

32位 カーボベルデ共和国(F/64位)