7月3日に開幕するテニスのウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に向けて、過去7度の優勝を誇る世界ランク2位のN・ジョコビッチ(セルビア)が現地入りして練習を行っている。>>【動画】錦織 復活優勝の瞬間<<36歳のジョコ…

7月3日に開幕するテニスのウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に向けて、過去7度の優勝を誇る世界ランク2位のN・ジョコビッチ(セルビア)が現地入りして練習を行っている。
>>【動画】錦織 復活優勝の瞬間<<
36歳のジョコビッチは今シーズン、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を制覇しており、R・レーバー(オーストラリア)が1969年に達成して以来誰も成し得ていない年間グランドスラムも視野に入っている。
そんなジョコビッチはウインブルドンで過去7度タイトルを獲得。現在、2018年から4連覇中(2020年は大会中止)で、昨年はN・キリオス(オーストラリア)を決勝で下した。
また、2019年からは全仏オープン終了後に休養し、芝コートの1大会目がウインブルドンという「ぶっつけ本番」で優勝しているジョコビッチ。芝での最後の敗戦は2018年6月のフィーバー・ツリー・チャンピオン シップス(イギリス/ロンドン 、芝、ATP500)決勝で当時世界ランク6位のM・チリッチ(クロアチア)戦と無類の強さを誇るなか、前哨戦で優勝したC・アルカラス(スペイン)や好成績を残しているA・ルブレフ、ジョコビッチと同じく芝コートでスライディングプレーができるJ・シナー(イタリア)などが続々と現地入りし調整を行っている。
絶対王者ジョコビッチを止める者は現れるのか、注目が集まる。
ウインブルドンのシングルス本戦組み合わせは現地30日の10時(日本時間18時)に発表となる。