テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は27日に女子シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク175位の本玉真唯は予選第19シードのT・コルパッチ(ドイツ)に1-6, 7-5, 4-6のフルセットで敗れ、初戦敗退と…

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は27日に女子シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク175位の本玉真唯は予選第19シードのT・コルパッチ(ドイツ)に1-6, 7-5, 4-6のフルセットで敗れ、初戦敗退となり2年連続の本戦入りとはならなかった。
23歳の本玉がウィンブルドンに参戦するのは2年連続2度目。昨年は予選3試合を勝ち抜くと、本戦1回戦でC・タウソン(デンマーク)と対戦。第1セット4-1の時点でタウソンが途中棄権し、本玉は自身初のグランドスラム2回戦進出という成績を残した。
今大会の予選1回戦、第1セットでファーストサービス時のポイント獲得率が77パーセントだったコルパッチに対し、44パーセントに留まった本玉は2度のブレークを許し先行される。
続く第2セット、本玉は引き続きサービスに苦しみ相手に3度のブレークを許すも、このセットはリターンゲームで奮闘。相手を上回る4度のブレークに成功し、1セットオールに追いつく。
勝負のファイナルセット、このセットも序盤から激しいブレーク合戦となり、両者2度ずつブレークを果たし迎えた第9ゲーム。本玉はサービスゲームで15-40からデュースに追いつくも、4度目のブレークポイントをものにされこのセット3度目のブレークを許す。相手のサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームで本玉はブレークを返すことが出来ず、壮絶なブレーク合戦の末2時間33分で力尽きた。
この試合、両者が奪ったブレークは合計14回だった。
勝利したコルパッチは予選2回戦で世界ランク203位のC・モネット(フランス)と対戦する。モネットは予選1回戦で同330位のM・フワリンスカ(ポーランド)をストレートで下しての勝ち上がり。