キャリア4年目となった今シーズン。フェニックス・サンズからブルックリン・ネッツへトレードで移籍したキャメロン・ジョンソンは、…

 キャリア4年目となった今シーズン。フェニックス・サンズからブルックリン・ネッツへトレードで移籍したキャメロン・ジョンソンは、新天地で平均16.6得点4.8リバウンド2.1アシスト1.4スティールに3ポイントシュート成功率37.2パーセント(平均2.3本成功)をマーク。

 ネッツはフィラデルフィア・セブンティシクサーズとの「NBAプレーオフ2023」のファーストラウンドを4戦全敗のスウィープで終えたものの、ジョンソンはミケル・ブリッジズ、スペンサー・ディンウィディー、ロイス・オニール、ニコラス・クラクストンらとともに主力を務め上げ、シリーズ平均で18.5得点5.8リバウンド2.8アシストにフィールドゴール成功率50.9パーセント、3ポイントシュート成功率42.9パーセントと奮戦した。

 制限付きフリーエージェント(FA)として迎える今夏、27歳のウイングプレーヤーは注目株の1人となっており、ネッツ側は4年8400万ドル(約120億1200万円)で再契約することを望んでいるという。

 ただし、若手ガードのケイド・カニングハム、ジェイデン・アイビーと良い組み合わせが期待できる3&Dとして、デトロイト・ピストンズがジョンソン獲得を狙っていると6月27日(現地時間26日、日付は以下同)に『The Athletic』が報道。

 ジョンソンはNBA入りから今シーズン途中までの約4シーズンをサンズでプレーしており、ピストンズはサンズでジョンソンを指導していたモンティ・ウィリアムズHC(ヘッドコーチ)が新たな指揮官として就任している。

 さらに、キャップスペースに余裕があるピストンズは、ジョンソンに対して4年1億ドル(約143億円)という高額契約をオファーすることが可能と同メディアが報じていることから、ジョンソンの去就も気になるところ。

 なお、今夏のFA戦線は7月1日からFA選手との交渉が解禁となり、制限付きFAの選手は翌2日からオファーシートへサインすることが可能。ネッツはピストンズあるいは他チームが高額な契約を提示してジョンソンがサインしたとしても、その契約総額にマッチすれば引き留めることができるのだが、今夏この男の契約がどこまで高騰するかは必見だ。