女子テニスのロスシー・クラシック(イギリス/バーミンガム、芝、WTA250)は25日、シングルス決勝が行われ、第2シードのJ・オスタペンコ(ラトビア)が第1シードのB・クレチコバ(チェコ)との元全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、…

女子テニスのロスシー・クラシック(イギリス/バーミンガム、芝、WTA250)は25日、シングルス決勝が行われ、第2シードのJ・オスタペンコ(ラトビア)が第1シードのB・クレチコバ(チェコ)との元全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)女王対決を7-6 (10-8), 6-4のストレートで制し、今季初優勝を果たすとともにキャリア通算6勝目を飾った。
>>【動画】オスタペンコ 今季初優勝を決めた瞬間<<
2017年の全仏オープン女王であるオスタペンコと2021年に全仏オープンを制したクレチコバの決勝戦。
第1セット、互いにブレークポイントを握るも活かせずタイブレークに突入。3度のセットポイントを活かせなかったオスタペンコだったが、4度目をものにし先行する。
続く第2セット、オスタペンコは第1ゲームでブレークに成功すると第5ゲームで2度目のブレークを奪いゲームカウント5-1とリード。第8ゲームで1度のブレークバックを許したものの2度目のサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームをキープし、1時間51分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにオスタペンコのコメントを掲載し「1ポイント1ポイントのために戦うこと、そして最後までプレーすること。自分の戦い方を本当に誇りに思う。それが私にタイトルをもたらした鍵になったわ」と語った。
オスタペンコは昨年9月のハナ・バンク・韓国オープン(韓国/ソウル、ハード、WTA250)以来 約9カ月ぶりのツアー優勝であり、芝大会では2タイトル目となった。