WTTコンテンダーチュニス<6月20~25日/チュニジア> 25日、女子ダブルス決勝で木原美悠(木下グループ)/張本美和(木下アカデミー)が、S.ムカルジー/A.ムカルジー(インド)にゲームカウント1-3で敗れ、準優勝となった。

2022年世界ユースU-19に優勝して以来のペアリングで、2大会連続優勝を狙う木原・張本。相手は近年急成長を見せるインドの刺客、東京五輪代表のS.ムカルジーが率いるコンビだ。

変化形のラバーを使うインドペア。カットしたり、バック強打したりと独特のプレーに日本ペアは手を焼き、第1ゲームは5-11で落とす。

S.ムカルジー/A.ムカルジー Photo:World Table Tennis

2ゲーム目もまだインドペアのボールに合わず、決め球にミスが頻発。2-7からの追い上げムードもカウンター連発でつぶされ、6-11でここも失う。

ラリーになっても一歩も引かないインドペアに、第3ゲームも3-4とリードを許してタイムアウト。早めに強打でたたみかけた日本ペアが一気逆転し11-5で取り返す。

だがインドペアの変化プレーがしぶとく、第4ゲームも終盤まで競り合った末に11-13で落として敗れた。

世界ユース優勝ペアは、アジアの強国に登り詰めつつあるインドの、世界ランク36位ペアに屈した。

<WTTコンテンダーチュニス 女子ダブルス決勝>
木原美悠/張本美和 1-3 S.ムカルジー/A.ムカルジー(インド)
5-11/6-11/11-5/11-13