第105回全国高校野球選手権記念山形大会の組み合わせ抽選会が6月22日に行われ、46校42チームの対戦カードが決まった。大会は7月7日に開幕する。今回は有力校が揃う山形大会の注目校を紹介していく。 優勝候補筆頭は鶴岡東。投打のバランス…

第105回全国高校野球選手権記念山形大会の組み合わせ抽選会が6月22日に行われ、46校42チームの対戦カードが決まった。大会は7月7日に開幕する。今回は有力校が揃う山形大会の注目校を紹介していく。

優勝候補筆頭は鶴岡東。投打のバランスの良さで今春の県大会を制したチームだ。春の県大会では4試合で43安打で圧倒した。43安打のうち13本が長打であり、勝負強さと爆発力を兼ね備えた打線には注目だ。投手陣はエースの佐藤一汰と桜井椿稀の左腕2人が抜群の安定感を誇る。2人に加え、春の東北大会では三好航生が好投を見せるなど、強力投手陣の層はますます厚くなっている。

春の県大会準優勝の日大山形はエースの菅井颯に注目。ロッテ・佐々木朗希投手を彷彿とさせるフォームから140キロを越えるストレートを投げ込んでくる。準決勝で7回をノーヒットに抑えるピッチングを披露。エースが成長を見せ、チームを甲子園に導くピッチングができるかに期待だ。

山形中央はプロ注目の逸材、武田陸玖がチームを牽引する。投げては最速147キロを誇る左腕であり、打っては天才的な打撃で長打を量産する。今春のU18日本代表候補選手強化合宿のメンバーにも選出された「二刀流」の活躍からは目が離せない。

これらに加え、東海大山形や羽黒など、春の県大会で4強に入ったチームが優勝争いに絡んでくるだろう。

強豪校や逸材が揃う山形大会。甲子園への出場権をかけた熱い戦いに注目だ。

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