世界的な舞台で躍動を続ける日本代表。彼らの勢いはブラジルをも飲み込んだ(C)Getty Images「龍神NIPPON」が、世界の舞台で文字通り歴史的な金星をあげた。 6月22日にフランスで行なわれたバレーボールのネーションズリーグ…

世界的な舞台で躍動を続ける日本代表。彼らの勢いはブラジルをも飲み込んだ(C)Getty Images

「龍神NIPPON」が、世界の舞台で文字通り歴史的な金星をあげた。

 6月22日にフランスで行なわれたバレーボールのネーションズリーグで、ブラジル代表を対戦した日本代表はフルセットの末に3-2で勝利。破竹の開幕7連勝を飾り、目標とするベスト4進出に前進した。

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 立ち上がりからおもしろいようにセーブが機能した。第1セットに高橋藍が連続でサービスエースを決めるなど3連続得点に成功すると、関田誠大、山内晶大、石川祐希もエースを決め、世界ランク2位のブラジルにペースを握らせない。

 2セットを連取した日本は、ブラジルの反攻にあって第3セットから連続して落としたが、「ブラジル戦のためにたくさんのトレーニングを積んできた」(高橋のフラッシュインタビューより)というチームは、最終セットにふたたび“王国”を打ち破り、見事に接戦をモノにした。

 日本がブラジルに勝利するのは、公式戦となれば、1993年7月に開催されたバレーボール・ワールドリーグの予選以来。ゆえに、いまだ無敗を維持してもいる“龍神NIPPON”の躍動には海外メディアも驚きを隠さない。

 ネーションズリーグの公式サイトは「もう日本は止まらない」と銘打ったレポートを掲載。そのなかで「誰もが強豪と知るブラジルでさえ、今の日本は止められなかった」と歴史的な快進撃を称えた。

 また、ベトナムのスポーツ専門サイト『WEB The Thao』は、それぞれ20得点以上をマークした高橋、宮浦健人、石川の3人について「非常に説得力のある内容だった」と賞賛。そのうえで日本全体のプレーについて「息苦しかった熱戦を手にするに値するパフォーマンスだった。日本はいつものにように変幻自在に戦い抜き、今大会で唯一の無敗チームという立場を保った」と賞賛した。

 世界的にも熱視線を集めている日本の快進撃は、いったいどこまで続くのか。23日に行なわれるアルゼンチン代表との一戦にも大いに注目だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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