男子テニスのイルクリー・トロフィー(イギリス/イルクリー、芝、ATPチャレンジャー)は22日、シングルス準々決勝が行われ、ラッキールーザーで本戦入りした世界ランク172位の島袋将は同147位のA・カズー(フランス)と対戦したが1-6, 0…

男子テニスのイルクリー・トロフィー(イギリス/イルクリー、芝、ATPチャレンジャー)は22日、シングルス準々決勝が行われ、ラッキールーザーで本戦入りした世界ランク172位の島袋将は同147位のA・カズー(フランス)と対戦したが1-6, 0-1の時点で途中棄権し、ベスト8敗退となった。
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25歳の島袋は今シーズン、1月のバンコク・オープン3(タイ/ノンタブリー、ハード、ATPチャレンジャー)でチャレンジャー大会初優勝を果たすと、先月のKIA チュニス・オープン(チュニジア/チュニス、レッドクレー、ATPチャレンジャー)でも優勝を飾り、世界ランキングは現在の172位がキャリアハイとなっている。
前週のロスシー・オープン(イギリス/ノッティンガム、芝、チャレンジャー)で8強入りした島袋は好調を維持し、今大会でも2試合に勝利。2回戦では世界ランク114位のR・ヒジカタ(オーストラリア)を3-6, 6-4, 6-3の逆転で破るなど着実に力をつけている。
しかし、この日行われた準々決勝では、島袋が試合中にスリップ。膝に違和感を覚えたため第2セット第1ゲーム終了後に棄権を表明した。
島袋は試合後にインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を更新。「今日の試合は試合中にスリップをした後から膝に違和感を感じ、大事を取りリタイアしました。来週のウインブルドンに向けていい準備をしていきたいと思います!」とコメントを残した。
今後島袋は7月3日に本戦が開幕するウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の予選に向け準備を進める。