テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は男子シングルスのエントリーリストを更新。元世界ランク3位で2017年大会の準優勝者であるM・チリッチ(クロアチア)の欠場が判明した。>>【動画】復帰に向けコートで練習するチ…

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は男子シングルスのエントリーリストを更新。元世界ランク3位で2017年大会の準優勝者であるM・チリッチ(クロアチア)の欠場が判明した。
>>【動画】復帰に向けコートで練習するチリッチ<<
34歳のチリッチは今季開幕戦のタタ・オープン・マハーラーシュトラ(インド/プネ、ハード、ATP250)に出場したものの、初戦に勝利したのち準々決勝を負傷のため棄権。全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)も大会前に棄権した。
その後1月20日にSNSを更新し、膝の手術を行いツアーをしばらく離脱すると発表。手術後は復帰に向けトレーニングを重ねていた。
今月11日には自身のツイッターを更新し、出場予定であったリベマ・オープン(オランダ/スヘルトーヘンボス、芝、ATP250)の欠場を発表するとともに、現状を報告した。
「やあ、みんな!チームと僕は来週のリベマ・オープンをスキップするという難しい決断を下したが、僕はテニス競技への復帰に近づいていて、トーナメントに出場することを熱望している」
「僕の膝は重い負荷のトレーニングによく耐えてくれているが、もう少し時間をかけた方がより良い準備と確実性を得られると判断した。このプロセスは長いけれど、100%の準備をするために辛抱強く続けるつもりだ」
トレーニングを前向きに続けていることを報告していたチリッチだったが、今回ウィンブルドンの出場選手リストが更新され、ウィンブルドンも欠場することが明らかとなった。
チリッチは2017年のウィンブルドンで決勝に進出。決勝でR・フェデラー(スイス)に敗れたものの準優勝を飾っている。