男子プロテニス協会のATPは公式サイトに現在世界ランク2位のC・アルカラス(スペイン)が1位に返り咲く条件を掲載した。>>【動画】アルカラスが審判に「ナイスコール!」実際のシーン<<今年、男子ATP世界ランキングで1位の座に就いたのはアル…

男子プロテニス協会のATPは公式サイトに現在世界ランク2位のC・アルカラス(スペイン)が1位に返り咲く条件を掲載した。
>>【動画】アルカラスが審判に「ナイスコール!」実際のシーン<<
今年、男子ATP世界ランキングで1位の座に就いたのはアルカラスとN・ジョコビッチ(セルビア)の2人だけ。
今月11日に閉幕した全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)準決勝ではアルカラスとジョコビッチの今年初の直接対決が実現したが、アルカラスが試合途中に痙攣を起こし思うようなパフォーマンスを発揮できずジョコビッチが勝利。ジョコビッチは決勝でも勝利し、四大大会23度目の優勝を果たした。
アルカラスは現在シンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)に出場中。20日に行われたシングルス1回戦で世界ランク83位のA・リンデルクネシュ(フランス)を4-6, 7-5, 7-6 (7-3)の逆転で破り、初戦を突破した。
ジョコビッチは現在大会に出場しておらず、アルカラスは今大会で優勝すると次週更新の世界ランキングで1位に返り咲くことができる。しかしアルカラスが優勝を逃すと、ジョコビッチが1位を維持する。
また、7月3日にウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)が開幕するが、昨年ウィンブルドンはロシアとベラルーシの選手の出場を認めなかった影響でポイントが付与されておらず、今年はいずれの選手も失効するポイントがない。
アルカラスがシンチ・チャンピオンシップスで優勝し、1位に返り咲いてもジョコビッチとのポイント差はわずか80ポイント。大きくポイントを稼ぐことが出来るウィンブルドンも含め1位争いが激化しそうだ。