第105回全国高校野球選手権記念栃木大会の抽選会が21日行われ、出場59チームの組み合わせが決まった。大会は7月7日から開幕する。シード校は佐野日大、文星芸大附、青藍泰斗、茂木、宇都宮商、作新学院、小山、石橋の8校。強豪校が揃う栃木大会の注…

第105回全国高校野球選手権記念栃木大会の抽選会が21日行われ、出場59チームの組み合わせが決まった。大会は7月7日から開幕する。シード校は佐野日大、文星芸大附、青藍泰斗、茂木、宇都宮商、作新学院、小山、石橋の8校。強豪校が揃う栃木大会の注目校を紹介していく。

優勝候補筆頭は作新学院。昨秋と今春の県大会を制し、今春の選抜大会でも8強に入った力のあるチームだ。作新学院は強力打線を誇る。春の県大会準決勝では、6回で20得点を記録するなど爆発力もある。守備では春の県大会からエースを任されている市川春之介に注目。成長著しいエースが投手陣を引っ張る。自慢の強打だけでなく、守備でも進化を見せている作新学院が覇権を取り戻すのか、期待したい。

文星芸大付も強力打線が自慢だ。また、投手陣も安定しており、特に2年生の堀江正太郎は最速144キロを誇る逸材だ。その投手陣を支える捕手の黒崎翔太もプロ顔負けの強肩を誇る。投打にタレントが揃い、バランスのいいチームとなっている。

前年覇者の国学院栃木も注目だ。昨年の甲子園も経験した盛永智也と長田悠也の2人はプロ注目のプレーヤー。エースの盛永は今春のU18日本代表候補強化合宿のメンバーにも選出された実績を持つ。大型内野手の長田も攻守でチームを牽引する存在だ。チームとして、今年は好結果を出せていないが、昨年見せた快進撃をまた起こしてくれることを期待したい。

他にも、春の選抜に21世紀枠で出場した石橋や、攻守に力がある青藍泰斗らも優勝争いに絡んでくるだろう。

全国レベルの強豪校や逸材が揃う栃木大会。繰り広げられる熱戦に期待したい。

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(スポブル編集部)