男子プロテニス協会のATPは19日に選手のインタビュー動画を公開。各選手は7月3日に開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)とその前哨戦で優勝する選手を予想している。>>【動画】錦織 復活優勝の瞬間<<今回ATPは…

男子プロテニス協会のATPは19日に選手のインタビュー動画を公開。各選手は7月3日に開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)とその前哨戦で優勝する選手を予想している。
>>【動画】錦織 復活優勝の瞬間<<
今回ATPはH・フルカチュ(ポーランド)T・フリッツ(アメリカ)F・ティアフォー(アメリカ)A・マレー(イギリス)にインタビューを実施。
ウィンブルドンの前哨戦となる、シンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)の優勝予想を聞かれると、フルカチュは「G・ディミトロフ(ブルガリア)」と回答。ティアフォーは自身の名前を挙げた。フリッツとマレーも自身が参加予定であるため答えづらそうにするも、自分以外だと「M・ベレッティーニ(イタリア)」と回答した。しかし、このインタビュー後にベレッティーニは同大会を欠場している。
前哨戦のもう一大会、テラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)の優勝予想にマレーは「フルカチュ」と回答。フルカチュも「自分も取りに行くつもりだよ」と回答した。また、フルカチュは「F・オジェ アリアシム(カナダ)」も芝でいいプレーをすると名前を挙げた。また、フリッツとティアフォーは「N・キリオス(オーストラリア)」を挙げた。しかし、インタビュー後にオジェ アリアシムとキリオスは負傷の影響で同大会を欠場した。
インタビューで名前の挙がるような芝を得意としている選手が多数ウィンブルドンを前にコンディション不良であることが、奇しくも浮き彫りとなった。
そしてウィンブルドンの優勝予想は満場一致で「N・ジョコビッチ(セルビア)」が選ばれた。各選手は自分を候補に挙げたいものの、ウィンブルドン4連覇中で大会を7度制覇している王者ジョコビッチを候補から外すことはできないといった様子だった。
前哨戦の2大会はすでに開催中で、ウィンブルドンは7月3日に開幕する。予想通りジョコビッチが優勝を果たすのか、それとも新チャンピオンが誕生するのか、目が離せない。