お決まりの兜パフォーマンスで笑みを浮かべる大谷。彼が放ったメジャー150本目の一発はあらゆる記録を呼び覚まし、想像を駆り…

お決まりの兜パフォーマンスで笑みを浮かべる大谷。彼が放ったメジャー150本目の一発はあらゆる記録を呼び覚まし、想像を駆り立てるものとなった。(C)Getty Images

 大谷翔平(エンゼルス)が、文字通り歴史的な活躍を見せている。

 現地6月17日に行なわれたロイヤルズ戦で、今季23本目となるホームランを放った大谷。チームが9-10のサヨナラ負けを喫したために試合後の当人は「明日、また打てるように頑張る」(米スポーツ局『Bally Sports West』より)と言葉も少なかったが、現在の彼は相手からすれば対応しようがない状態にあると言っていい。

【動画】ルース、ボンズらの大記録に並んだ快打! 大谷翔平のメジャートップとなる23号をチェック

 とりわけ「打者」としての直近成績は圧巻の一語だ。7試合で打率.500、本塁打5本、打点10、出塁率.629をマーク。長打率にいたっては1.208と異常とも言うべき数値を記録している。

 まさしく無双状態にある天才の猛打はメジャーリーグ史に眠る記録を呼び覚ました。17日のロイヤルズ戦で大谷は6試合連続となる「長打+四球+得点」をマークしたのだが、これはベーブ・ルース(1921年)とバリー・ボンズ(1997年)という大打者に次ぐ史上3人目の快挙だった。

 また、大谷は直近18試合で28安打、18長打、15四球、11本塁打、3盗塁を記録したのだが、こちらは1927年にルー・ゲーリック(6月21日から7月5日)が刻んで以来史上2人目の数字だ。ちなみにゲーリックはキャリアを通して登板経験はない。

 日々何かしらの大記録を呼び起こし、レジェンドたちと比較される。そんな大谷のヒストリカルな活躍には米識者も驚嘆する。

 MLBのありとあらゆるデータを取りまとめる専門サイト『Fan Graphs』で編集を務めるカイル・キシモト氏は、自身のツイッターを更新し、直近18試合で11本塁打、長打率1.000をマークする大谷の打撃内容について「驚きだ」と強調。そのうえで次のように論じている。

「2021年の前半に見せた彼の異常なまでの伸びは、おそらく私の人生で最も信じられないような体験だった。だが、今の彼はこのままいけば、そのパフォーマンスに匹敵するか、あるいはそれを上回る勢いがある」

 MVPを獲得した21年を上回るかもしれないハイペースで打ちまくっている大谷は、どこまで好調をキープするか。その打棒から目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】「あれは真似できない」福留孝介氏が舌を巻く大谷翔平のすごさとは

【関連記事】完全に“目覚めた”大谷翔平 敵主砲が恐れた「覚醒」を迎えた天才に米放送局も愕然「今のオオタニはモンスターだ」

【関連記事】「火の球ストレート」を持つ藤川球児氏が「あんな投手はいない」と語る最強投手とは