第105回全国高校野球選手権東東京大会が7月8日に開幕を迎える。強豪校が多く集まる東東京大会の注目校、注目選手を紹介する。 まず優勝候補筆頭に挙げられるのが、春の東京都を制した帝京だ。エースの高橋蒼人は、最速147キロの剛腕右腕。ピン…

第105回全国高校野球選手権東東京大会が7月8日に開幕を迎える。強豪校が多く集まる東東京大会の注目校、注目選手を紹介する。

まず優勝候補筆頭に挙げられるのが、春の東京都を制した帝京だ。エースの高橋蒼人は、最速147キロの剛腕右腕。ピンチなどの要所でみせる制球力と集中力は、目を引くものがある。先発の適性はもちろんのこと、リリーフとしても大事なところで登板し、抑える能力も持っているところが、監督にとっても助かる部分であることは間違いない。この選手の活躍なしに優勝はないと言える。もう1人の打の注目選手は、春の優勝の立役者である稲垣渉だ。夏の大会でも4番を打つことが予想される。彼の魅力は広角に打ち返すことができるバットコントロールの巧みさと、「目」の良さにある。投手との間の取り方が上手く、選球眼が良い。そして、チャンスに強いバッティングでチームを甲子園に導くことができるか、ぜひこのバッターに注目してもらいたい。

大会3連覇のかかる二松学舎大附は、今大会はシードなしからの戦いとなる。注目選手は、1年生の夏から4番に座る、片井海斗だ。鍛え上げられた身体から放たれる、鋭い打球は、プロのスカウトも目を引くものがある。2022年秋季大会でも、4番に座り続け、3本塁打とチームを牽引している。この夏どんな打撃を見せてくれるのか、見どころだ。

春の東京都大会で準優勝の関東一にも注目だ。強肩強打の捕手、衛藤冴仁は、春季大会で打率5割をマークし、チームを攻守で牽引。持ち味の勝負強さを活かし、チームを甲子園に導くことができるか。

この3校の他にも、昨年凖優勝の日体大荏原やシード校の修徳、共栄学園など強豪校が揃う。また、イチロー氏に指導を受けた、都立新宿も長打力を武器に、闘志を燃やしている。何があるかわからない夏の高校野球。東東京大会には、どんなドラマが待っているのか、是非注目してもらいたい。

なお、スポーツブルで展開する「バーチャル高校野球」では、全49地方大会を1回戦から全試合無料ライブ配信!球児たちの雄姿や高校野球の魅力を余すところなく届けていく。また8月6日に阪神甲子園球場で開幕する全国大会も組み合わせ抽選会と全試合のライブ配信を行う予定だ。

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(スポブル編集部)