男子テニスのリベマ・オープン(オランダ/スヘルトーヘンボス、芝、ATP250)は16日、シングルス準々決勝が行われ、ラッキールーザーで本戦入りした世界ランク133位のR・ヒジカタ(オーストラリア)が同68位のM・マクドナルド(アメリカ)を…

男子テニスのリベマ・オープン(オランダ/スヘルトーヘンボス、芝、ATP250)は16日、シングルス準々決勝が行われ、ラッキールーザーで本戦入りした世界ランク133位のR・ヒジカタ(オーストラリア)が同68位のM・マクドナルド(アメリカ)を5-7, 6-3, 6-1の逆転で破り、ツアー大会初のベスト4進出を果たした。
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前週のレクサス・サービトン・トロフィー(イギリス/サービトン、芝、チャレンジャー)で8強入りしていた22歳のヒジカタ。今大会、予選で敗れたもののラッキールーザーで本戦入りすると1回戦で世界ランク145位のG・ブラウワー(オランダ)、3回戦で同82位のM・ヒュースラー(スイス)を下し8強入りした。
この日の第1セット、第1ゲームでブレークを許したヒジカタだったが第4ゲームでブレークバックに成功。その後、第8・第10ゲームで1度ずつブレークポイントを逃すと、第11ゲームで2度目のブレークを奪われ先行される。
それでも続く第2セット、5度のブレークポイントを凌いだヒジカタは第8ゲームでブレークに成功。サービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームをキープし、1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、ファーストサービスが入ったときに75パーセントの確率でポイントを獲得したヒジカタ。マクドナルドに1ゲームしか取られることなく、2時間14分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにヒジカタのコメントを掲載し「このサーフェスでのプレーには良い思い出がある。たぶん、芝かハードのどちらかが一番好きなサーフェスだと思う。オーストラリア人は芝でのプレーに慣れているし、僕たちのプレーは全て芝に合っていると思うよ」と語った。
「トップ100に入りたいし、そのためのレベルもあると思う。時間の問題だよ。自分にできることを続け、向上心を持ち、それを実現し、さらに上を目指していきたいと思う」
勝利したヒジカタは準決勝で世界ランク103位のJ・トンプソン(オーストラリア)と対戦する。トンプソンは準々決勝で同52位のA・マナリノ(フランス)を5-7, 7-6 (7-2), 6-2の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第6シードのT・フリークスポール(オランダ)と世界ランク42位のE・ルースブオリ(フィンランド)が4強に駒を進めている。
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