今週は東京競馬場でユニコーンS(ダート1600m)が行われる。のちのダートGI馬を多数輩出する出世レース。ハイレベルと評判の3歳世代の戦いに注目が集まる。

ここでは、過去10年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに出走馬を分析。「プラスデータ」としてブライアンセンスを取り上げる。

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■勝ち馬10頭中7頭が該当のデータ

前走1勝クラスを制して臨む重賞の舞台。3月デビューの馬ゆえコンスタントに使われており、相手関係と上積み材料に疑念を抱いてしまうところだが、今回は別の角度から捉えたデータをご紹介したい。

・1800m&1600mでの勝利実績あり→勝ち馬10頭中7頭が該当

ゴールドドリームやカフェファラオに加えて、昨年の勝ち馬ペイシャエスも該当。7人気1着の同馬を狙える要素は十分にあったというわけだ。

上記データが出現した背景を補足すると、ユニコーンSは中央ダートで唯一の3歳重賞。力試しや今後の路線を見定める目的でスプリンター・タイプの逃げ馬が出走するケースも多く、それらの馬がハイペースを作ることでスタミナが問われる傾向にあるようだ。ブライアンセンスは1800mと1600m、いずれの距離も上がり3F最速で制した馬。切れ味とその名の通りのセンスを武器に重賞Vを狙う。

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著者プロフィール

田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家 競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。