第105回全国高校野球埼玉大会は7月8日に開幕する。今大会は156校145チームが参加予定。シード権は春の県大会ベスト16に与えられる。 優勝候補筆頭は昨秋、今春と県大会を制した昌平。昌平は安定した投手陣を誇る。多彩な変化球で打者を翻…

第105回全国高校野球埼玉大会は7月8日に開幕する。今大会は156校145チームが参加予定。シード権は春の県大会ベスト16に与えられる。

優勝候補筆頭は昨秋、今春と県大会を制した昌平。昌平は安定した投手陣を誇る。多彩な変化球で打者を翻弄する左腕の渡辺俊輔と140キロを超える速球を投げ込む2年生の佐藤立羽が強力投手陣の軸だ。リードする主将で捕手の斎藤陽貴は今春、侍ジャパンUー18日本代表候補選手に選出された実力者。安定した守備力と勝負強いバッティングでチームを引っ張る存在だ。投打の軸の活躍で初の甲子園出場を狙う。

昨夏のリベンジに燃える浦和学院にも注目。春の県大会では5試合で43得点を記録した強力打線を誇る。三井雄心や喜屋武夢咲らの中軸が勝負強さを発揮する。昨秋、今春と県大会の決勝で昌平に敗れている浦和学院。「打倒・昌平」に燃える名門の夏からは目が離せない。

名門の花咲徳栄は主砲の小野勝利がチームを引っ張る。エースの木田康介ら投打に注目選手がおり、彼らの活躍で19年以来、4年ぶりの甲子園を目指していく。

大宮東は期待の2年生左腕、富士大和に注目だ。春の県大会では好投を見せ、チームをベスト4に導いた。夏でも彼のピッチングには注目だ。同じく、春の県大会でベスト4に入った市立川越など公立勢の躍進にも期待したい。また、昨年の覇者の聖望学園は新監督を迎え入れ、連覇を狙っていく。これらの高校が優勝争いを繰り広げていくだろう。

名門校から強豪の公立校まで揃う埼玉大会。甲子園への出場権をかけた熱い戦いから目が離せない。

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(スポブル編集部)