女子テニスで世界ランク95位のL・フェルナンデス(カナダ)が11日、自身のインスタグラムを更新し、準優勝となった全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)女子ダブルスを振り返ると共に、ツアーを回る上での苦悩を明かした。>…

女子テニスで世界ランク95位のL・フェルナンデス(カナダ)が11日、自身のインスタグラムを更新し、準優勝となった全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)女子ダブルスを振り返ると共に、ツアーを回る上での苦悩を明かした。
>>【動画】20歳フェルナンデスが敗戦に涙 ペアのタウンゼントが激励<<
2021年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)女子シングルスで準優勝を飾っている20歳のフェルナンデス。今回の全仏オープンにはシングルスとT・タウンゼント(アメリカ)とのペアでダブルスに出場した。
シングルスでは2回戦で世界ランク93位のC・タウソン(デンマーク)に敗れたものの、ダブルスでは決勝に進出。決勝ではシェ・シュウェイ(台湾)/ ワン・シンユ(中国)組に6-1, 6-7 (5-7), 1-6の逆転で敗れ、準優勝となった。試合終了後、敗れたフェルナンデスはベンチに戻って涙を浮かべ、ペアのタウンゼントが激励する場面もあった。
今回フェルナンデスはインスタグラムで今大会を振り返るとともに、ツアーを回るうえでの苦悩を明かした。
「とても素晴らしい旅だった。ダブルスでは学びと収穫がとても多かった。チーム環境での技術の応用、パートナーシップの中での信頼の構築。美しいゲームだった」
「シングルスでもダブルスでも、どんな大会でも最後まで勝ち進むのは簡単なことではない。身体的・精神的な逆境に直面しても、回復する力が必要になる。ツアーに参加するには犠牲が伴う。私は母や家族と離れてホームシックになり、テイラー(タウンゼント)は息子と離れている。ここまで来られたことは、世界にとって意味のあることだと思う」
1年の多くを異国の地で過ごし、高いストレスとプレッシャーの中で戦っている選手たちには敬意を表する必要があるだろう。
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