日本代表は12日、キリンチャレンジカップ2023に向けた活動をスタートさせた。 6月はエルサルバドル代表(15日)、ペルー代表(20日)と2試合を戦う日本。3月に森保一監督の第二次政権となる活動がスタートしたが、ウルグアイ代表とコロンビア代…

日本代表は12日、キリンチャレンジカップ2023に向けた活動をスタートさせた。

6月はエルサルバドル代表(15日)、ペルー代表(20日)と2試合を戦う日本。3月に森保一監督の第二次政権となる活動がスタートしたが、ウルグアイ代表とコロンビア代表には勝つことができなかった。

新体制の初勝利を飾りたい今回の活動。初日のトレーニングは一般公開され、大雨の中でも多くのファンが見守り、選手たちに声援を送った。

トレーニング後、DF谷口彰悟(アル・ラーヤン)がメディアの取材に応対した。

カタール・ワールドカップ(W杯)で活躍し、その後一筋でプレーしてきた川崎フロンターレからカタールのアル・ラーヤンへと移籍した谷口。自身初の海外挑戦となったシーズンは、カタール・スターズ・リーグで15試合に出場し1アシストを記録。チームもなんとか残留を果たした。

3月の活動は招集外となっていた谷口だが、今回は復帰。半年ぶりの日本代表の活動となったが、改めて気が引き締まったという。

「久々に呼んでもらって、代表というものはいつ呼ばれても凄く誇り高い仕事だなと改めて感じましたし、このエンブレムをつけてプレーする以上は、日本代表としてプライドを持ってしっかりとしたプレーをしていきたいです」

自身が呼ばれなかった3月はウルグアイとコロンビアの前に勝てず。谷口は今回の2試合について「前回は勝てなかったというところがあるので、今回はチームとしての積み上げはもちろんですし、結果を出すことにこだわってやっていかなければいけないと思います」とコメント。チーム力アップだけでなく、結果を出したいと意気込んだ。

また、W杯時には代表の経験値としては少ない方だった谷口だが、今回は自身よりも若く、代表経験が少ない選手も増えた。「多少メンバーが変わって、それぞれの特長も変わってきています」と語り、「チームとしてどう守っていくか。コミュニケーションはすごく大事です」と、守備の再構築という点でも、引っ張っていく姿勢を見せている。