第105回全国高校野球選手権宮城大会は7月7日に開幕する。準決勝と決勝は4年ぶりに楽天モバイルパーク宮城で行われ、盛り上がりも予想される宮城大会。今回は宮城大会の注目校を紹介する。 優勝候補筆頭は昨年、全国制覇した仙台育英。昨夏の主力…

第105回全国高校野球選手権宮城大会は7月7日に開幕する。準決勝と決勝は4年ぶりに楽天モバイルパーク宮城で行われ、盛り上がりも予想される宮城大会。今回は宮城大会の注目校を紹介する。

優勝候補筆頭は昨年、全国制覇した仙台育英。昨夏の主力が多く残り、今春の選抜でも8強に入るなど、戦力は全国トップクラスを誇る。投手陣はプロ注目のプレーヤーが揃う。今春のU18日本代表候補強化合宿に参加した髙橋煌稀は150キロを越えるストレートを投げ込み、投手陣の中心だ。湯田統真、仁田陽翔の2人も150キロ越えのストレートを持ち、甲子園での経験も豊富。この3人に加え、春の県大会決勝で好投した左腕の田中優飛ら、チームには140キロを超えるストレートを持つ投手が10人以上おり、選手層がとにかく厚い。この強力投手陣を支えるのが、1年秋から正捕手を務め、昨年夏には甲子園優勝を経験している捕手の尾形樹人。巧みなリードで昨秋の宮城県大会のチーム防御率は1.32、同東北大会は1.00と強力投手陣をリードする。打線はプロ注目プレーヤーであり、主将の山田脩也や今春のU18日本代表候補強化合宿に参加した齋藤陽らが中心。投打にハイレベルな仙台育英が力を見せつけ、甲子園の切符を掴むのか注目だ。

また東北は、プロ注目の本格派右腕ハッブス大起を擁し、今春の選抜に出場した。OBのダルビッシュ有に憧れる大型エースが春からの成長を見せ、チームを甲子園へ導けるか。

仙台商は多彩な投手陣を誇る。切れ味抜群のボールが武器の阿波壮汰やアンダースローピッチャーの大友光晴が投手陣の中心だ。春の県大会で準優勝に輝いた力を見せることができるか。

これらの強豪に加え、140キロを越える速球を誇る大内誠弥を擁する日本ウェルネス宮城や、今春の県3位に入り38年ぶりに東北大会に出た仙台一らが優勝争いに絡んでくるだろう。

強豪校や逸材が揃う宮城大会。甲子園への出場権をかけた熱い戦いに注目だ。

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(スポブル編集部)