4日(日本時間5日)に行われたブレーブス-アストロズ(サントラスト・パーク)の一戦で、ブレーブスが“珍併殺”を完成させた。■ベッツのスライディングキャッチは「捕球確率32%」 レッドソックスのムーキー・ベッツ外野手が4日(日本時間5日)のレ…

4日(日本時間5日)に行われたブレーブス-アストロズ(サントラスト・パーク)の一戦で、ブレーブスが“珍併殺”を完成させた。

■ベッツのスライディングキャッチは「捕球確率32%」

 レッドソックスのムーキー・ベッツ外野手が4日(日本時間5日)のレンジャーズ戦で「四つ星キャッチ」を見せた。

 レンジャーズはダルビッシュが先発を務めた一戦。美技は2回に飛び出した。レッドソックス2点リードの場面で、レンジャーズ・チリノスのフライが右翼ファウルゾーンに上がった。ほぼ定位置に守っていたベッツは猛ダッシュ。最後はフェンスギリギリの地点で滑り込み、ボールをつかみ取った。

 MLBの解析システム「スタットキャスト」は、打球が落ちるまでの時間は6.1秒、打球到達地点までの距離は129フィート(約39.9メートル)と算出。ベッツのスピードは29.5フィート/秒(時速32.37キロ)で、キャッチ確率は32%とはじき出された。

 ベッツは高い守備力、スピードを誇りながら、昨季は打率.318、113打点、31本塁打をマーク。MVP投票で2位に入った「5ツールプレーヤー」だ。MLB公式サイトのツイッターは「フェアゾーンであれ、ファウルゾーンであれ、関係ない。ムーキー・ベッツのテリトリーだ」と、このプレーを紹介。ダルビッシュを打ち崩し、11-4で勝利したこの試合でベッツは6打数無安打と打撃は精彩を欠いたものの、守備で見せ場を作った。(Full-Count編集部)