■ムーンプローブ
【中間調整】2走前のフィリーズRではそれまでの先行策と違い、中団待機策の競馬。直線では長くいい脚を使って勝ち馬シングザットソングにクビ差の2着と好走を果たした。続く桜花賞はフィリーズRでポン駆けした反動があったようで、中団後方から脚を使えずブービー17着に終わっている。
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その後折り合い面から短距離路線を選択。北海道での放牧先から5月20日に直接函館競馬場に入っている。当初はテンション面を気遣い運動程度にとどめ、28日にウッドで3F40秒1(馬なり)を出したのが初時計。1週前追いはダートコースで目一杯追われ、単走とは思えない気迫からいい加速を示した。
【最終追い切り】現地入りした北村友一騎手を背にウッドで併せ馬。目標の3歳未勝利が走らなかったようで直線半ばであっさりパスする誤算はあったものの、斜め前方にいた別厩舎の馬を目標に気持ちを入れ直し、最後までいい手応えを保って伸びた。
【見解】函館のウッドは使い始めとあってまだ全体的にチップが浮いた感があり、どの馬も走りにくそうではあった。そんななかでもムーンプローブは比較的しっかり踏み込めており、カーブでのグリップ、直線での加速といずれも申し分なし。体調の良さ、体幹の強化ぶりが見て取れるところだ。輸送でイレ込む心配のない滞在調整も良さそう。上位争いは必至か。
総合評価「A」
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。
■函館スプリントステークス2023 調教動画(ムーンプローブ)


























