今週は函館競馬場で函館スプリントS(芝1200m)が行われる。夏競馬の開幕を告げるスプリント重賞。昨年の勝ち馬ナムラクレアは高松宮記念2着と今後のスプリント戦線を占ううえでも要注目の一戦だ。
ここでは、過去10年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに出走馬を分析。「穴馬データ」としてムーンプローブを取り上げる。
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■単勝回収値は脅威の「803」
前走・桜花賞は17着と見せ場なく敗退。初の古馬相手かつ未経験のスプリント戦と、クリアすべき課題は少なくないが、今回は血統面がカンフル剤となりそうだ。
・モーリス産駒×距離短縮×函館芝1200mの成績【4.0.0.4】
勝率50%の数字以上に強調したいのは好走馬の単勝人気。勝ち馬4頭の内訳は、1→10→5→7人気とそのほとんどが穴妙味のある馬だった。単勝回収値「803」は尋常ではない。
ムーンプローブについて補足すると、強調したいのはマイル実績。昨年の勝ち馬ナムラクレア、ジューヌエコールなど3歳牝馬で好走した馬には、マイルでの馬券内歴が目立っていた。この馬がこれまで挙げた2勝はいずれもマイル戦。前述の血統面も含め、初の芝1200mが良い方向に働く可能性は考えておきたい。
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家 競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。


























