6月6日、ラ・リーガの王者であるバルセロナが国立競技場でヴィッセル神戸と対戦した。5日の深夜に来日し、翌日19時30分にキックオフという強行軍だったが、日本のサッカーファンを魅了した。 その試合前のこと。バルセロナは公式ツイッターに一本の…

 6月6日、ラ・リーガの王者であるバルセロナが国立競技場でヴィッセル神戸と対戦した。5日の深夜に来日し、翌日19時30分にキックオフという強行軍だったが、日本のサッカーファンを魅了した。

 その試合前のこと。バルセロナは公式ツイッターに一本の映像を投稿した。そこに映し出されるのは、一人の日本人の少年だ。そして、彼の前には3人のバルセロナの選手がいる。FWフェラン・トーレスやDFセルジ・ロベルト、GKアルナウ・テナスである。

 少年は、移動ウエアを着用した3人を前に号泣。憧れの選手と対面した喜びで感情が高ぶってしまったのだ。その少年に対し、バルセロナの選手は優しく接する。

 この映像には世界中からいいねが殺到し、なんとその数は、スペイン語版と日本語版の2つを合わせて5万を超えているのだ。さらに、以下のような多くのコメントが寄せられている。

「これは泣ける」
「みんなの目が優しい」
「これにはニッコリ」
「素敵すぎる…」
「おじさん涙腺ボロボロだから泣いてしまいそうになるわー」
「一生の思い出じゃん羨ましい」
「これは感動だ」

■「フェランめっちゃいいやつやな」

 少年に特に紳士ぶりを発揮していたトーレスには、さらに以下のような称賛の声も上がった。

「フェランめっちゃいいやつやな」
「なんやフェランええやつやん」
「フェランええやつ」

 この後に行われた試合は、小雨が降る中でも美技を魅せつけて2-0で勝利。フランク・ケシエらのゴールでアンドレス・イニエスタ擁する神戸を退け、国立競技場に集まった4万7千人以上の観客を魅了した。

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