６月６日にスペイン１部のFCバルセロナとの親善試合（国立競技場）を控えるJ１ヴィッセル神戸のクラブ公式ツイッターが１枚…
６月６日にスペイン１部のFCバルセロナとの親善試合（国立競技場）を控えるJ１ヴィッセル神戸のクラブ公式ツイッターが１枚の写真を投稿し、ファンの涙腺を刺激している。
公開された写真は、古巣対戦に臨むアンドレス・イニエスタを囲む形で、同じく元バルセロナのセルジ・サンペールに加え、初瀬亮、高橋祥平、齊藤未月、佐々木大樹、リンコン、大崎玲央、汰木康也のチームメイトたちと肩を並べた集合写真。いずれも笑顔。ピースサインをする選手もおり、雰囲気の良さが伝わってくる１枚だ。
その中で特に注目されるのが、すでにクラブからの退団が発表されたイニエスタだ。５月２５日に行われた会見で、７月１日のJ１リーグ第１９節のコンサドーレ札幌戦（ノエビアスタジアム神戸）が神戸でのラストマッチになることが明かされており、“クリムゾンレッドのイニエスタ”の見納めまで残り１カ月を切っている。
イニエスタの神戸退団は、日本のファンにとって非常に残念で寂しいニュースとなったが、神戸の選手たちにとっては“それ以上”の出来事。イニエスタとともに練習場でボールを蹴り、汗を流し、同じ時間を過ごすことができるのは「残りわずか」となっており、その状況下で撮られた「笑顔の集合写真」には、5年間を過ごした思い出と感謝、さまざまな想いが詰め込まれている。
■「この写真素敵過ぎる！アンドレスが笑顔で本当良かった」
この集合写真が投稿されると、多くのファンが感情を揺さぶられ、次のようなコメントが寄せられている。
「最高の1枚なんよ!」
「尊すぎて涙出そう」
「この写真素敵過ぎる！アンドレスが笑顔で本当良かった」
「カウントダウン入ってるから笑顔見て嬉しい反面、切なくて胸がぎゅうってなる」
「ちょっと切ないけど、皆さん最高の笑顔！輝いている一枚ですね。個人的にプリントアウトして、飾りたいです！」
６月６日のヴィッセル神戸対FCバルセロナ戦（国立競技場）は、イニエスタにとっては古巣との“再会”になると同時に、日本のファンとのお別れを告げる“特別な試合”になる。５日の会見で、神戸の吉田孝行監督はイニエスタの先発起用を明言しており、寂しさを感じる中でも楽しみは大きい。
一方、今季の国内リーグで優勝を飾ったバルセロナは、６月４日にリーグ最終節のセルタ戦を終えた後、そのまま飛行機に乗り込み、昨夜、日本に到着している。
