5月29日〜6月2日にわたり東京都・新島村で開催されたJPSAロングボードツアー第2戦「新島プロ」。メンズクラスで安室丈(あずち・じょう)、ウィメンズクラスで川合美乃里(かわい・みのり)が優勝した。大混戦のメンズファイナルを安室が制する『新…
5月29日〜6月2日にわたり東京都・新島村で開催されたJPSAロングボードツアー第2戦「新島プロ」。メンズクラスで安室丈(あずち・じょう)、ウィメンズクラスで川合美乃里(かわい・みのり)が優勝した。
大混戦のメンズファイナルを安室が制する
『新島プロ』のメンズファイナルは、強豪がそろった。各ラウンドのスコアを全て10点以上で勝ち上がってきた安室丈。グランドチャンピオン経験者の西慶司郎。茅ヶ崎C-Boysの平原颯馬。プロ公認をとったばかりのダークホース堀越類。4人とも20代の若手プロだ。
決勝の舞台は間々下海岸。台風2号の影響でアタマ以上の波が割れるコンディションのなかヒートスタート。猛者ぞろいのファイナリストで、まさに台風の目となったのは堀越類。1本目で6.00pt、2本目で8.25ptを出し、平原、西を追い込んだ。
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しかし堀越の猛攻を意に介さず、淡々とスコアを積み上げていったのが安室。1本目で8.00pt、2本目でそれを上回る8.80ptのスコアを叩き出すと、そのままデッドヒートを制した。
試合後のヒーローインタビューでは「最初にいい波をつかんでいい点数を出す」ことを念頭に置いたと答えていた安室。今回は同郷のベテランサーファー辻 裕次郎をコーチに迎え、その教え通り、落ち着いた試合運びで勝利を手にした。
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安室丈のエクセレントライド。バックサイドのオフ・ザ・リップで1発大きなスプレーを上げ、8.80ptをスコア。
女子は、川合が涙の大逆転
女子ファイナリストは、大村奈央、松野杏莉、大矢ひいな、川合美乃里の4人。パワーのある波に女子ファイナリストは大苦戦を強いられた。
ヒート序盤はバックサイドで大きなターンを見せた大村が1本目に6点、2本目に3点をスコアして試合をリードしたかに見えたが、残り数分、川合がミドルでハラサイズの波にテイクオフ。バックサイドでスナップの効いたリップを2発。最後に大きくスプレーを上げると、7点をスコアし、大村を逆転した。
試合後のインタビューでは、質問に答えながら川合が涙を見せる場面も。
「新島の波は自分と相性がいい。練習で積んできたことを生かして、今年こそグランドチャンピオンを獲りたい」と語った。
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