全国各地で2014年から続くスラックラインのコンテスト「SLACKLINE FREESTYLERS」。コロナ禍により開催の自粛が続いていたが、先日の「CHIMERA GAMES」とのコラボでイベントが再開となった。2023年5月20日(土)…

全国各地で2014年から続くスラックラインのコンテスト「SLACKLINE FREESTYLERS」。
コロナ禍により開催の自粛が続いていたが、先日の「CHIMERA GAMES」とのコラボでイベントが再開となった。

2023年5月20日(土)、21日(日)の2日間に渡って繰り広げられた『SLACKLINE FREESTYLERS 2023 in CHIMERA GAMES Vol.8』は前日から続く雨による影響により、設営がままならない中で開場を余儀なくされた。

当初は20日の午前中から競技スタート予定だったが、選手の安全確保の為に敷くインフレータブルマットに出来た水溜まりの排除で作業は難航していた。午後になり気温が上がると水気も引き霧雨も止み、タイムスケジュールが組み直された。

本来は予選1ラウンドに各選手2回のヒートを行い、ベストラウンドスコアから次のラウンドへ上位8人が進む流れだが、時間による都合で20日の予選は1ヒートのみでベスト8が決定された。予選ではワイルドカード枠で参加した木下 晴稀(RedBull)がベスト8に割込み、決勝ラウンド進出を決めた。


Photo  KENJI URUMA

21日のファイナルラウンドは2回のヒートで順位が確定した。決勝に進んだ8人は下は12歳、上は23歳と若年化が目立った。しかも内2名は女性選手だ。

今大会では年齢や男女のクラス分けが無く、国際戦と同様に出場者全員が同じセクション(※今回は長さ22m、高さ155cm程度)で戦うルールの為、参加する選手は平等なジャッジングの下でビデオ判定で採点された。
よって如何に出場選手のレベルが高いかが示された。

故にベスト8の選手の殆どがワールドカップやX Games等の大舞台経験者だった。


Photo KENJI URUMA
Photo KENJI URUMA

優勝は中村 陸人、準優勝は菊川 信、三位に林 映心となった。
尚、この結果内から女性だけの順位を切り出した「女子の部」では優勝が岡澤 恋、準優勝に竹部 茉桜、三位に桑原 未来となった。