ワールド・テニス・アンチ・コラプション・ユニット(テニスの不正を防止するための機関)は、全豪オープンを含む今年の1月から3月にかけて、48試合で不正が疑われる賭けのパターンが48試合で観測され、警告を受けとったと明らかにした。 テニス・…
ワールド・テニス・アンチ・コラプション・ユニット(テニスの不正を防止するための機関)は、全豪オープンを含む今年の1月から3月にかけて、48試合で不正が疑われる賭けのパターンが48試合で観測され、警告を受けとったと明らかにした。
テニス・インテグリティ・ユニット(TIU)は、警告の1つはWTAツアーの試合でのもので、その他は下部大会でのものだとしている。
TIUでは試合や選手について名指しは避けている。
昨年の最初の四半期では31試合で同様の疑わしい試合があったと警告されていたという。
TIUはこの警告がそのまま八百長の証拠ではないとし、選手たちの健康状態や疲労、調子の下降などでも起きうることだと付け加えている。
「全部で48件の警告を受け取ったこの四半期に行なわれた試合は、全世界で24110試合に及ぶということになも注目して欲しい。パーセンテージで言えば、わずか0.2%という数字になる」とTIUでは話している。(C)AP