マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が来季のプレミアリーグでタイトルを争う上で補強の必要性を説いた。 ユナイテッド指揮1年目からカラバオカップで実に6季ぶりのメジャータイトルに導いたほか、プレミアリーグでトップ4フィニッシ…

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が来季のプレミアリーグでタイトルを争う上で補強の必要性を説いた。

ユナイテッド指揮1年目からカラバオカップで実に6季ぶりのメジャータイトルに導いたほか、プレミアリーグでトップ4フィニッシュを決め、2季ぶりのチャンピオンズリーグ(CL)出場権ももたらしたテン・ハグ監督。だが、3連覇のマンチェスター・シティとは大差をつけられ、来季に張り合うのではあれば、課題を残す。

その課題の1つが戦力だが、オランダ人指揮官も現スカッドのさらなるレベルアップとともに、来る夏の補強が大事になってくると認識しているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』によると、「来季のプレミアリーグでタイトルに挑戦できるか?」との問いに「言うのは難しい」と返し、新戦力が1つの鍵になると認めた。

「(今夏の)移籍市場でどうなるかを見てみないとね。それが構築する上での良い基盤になるが、基準も要求も高まっている。夏に始動するが、同時にウィンドーでの強化も必要だ」

「タイトルを争いたいが、現実的でなければならない。それは仕方ない。今はまだ遠く、すべきことが山積しているが、頂点を争うなら、もっと良い選手が必要になってくる」

最優先の補強ポイントとなる新ストライカーの候補にトッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインが浮かんだりと、補強話も盛り上がるユナイテッド。新オーナーが誰になるのかにもよるが、夏を実りあるものにできるだろうか。