50年以上に渡りスポーツ界においてテニス写真家として高い評価を受けていた、ラス・アダムス氏が死去した。86歳だった。 国際テニス殿堂は、アダムス氏が今週金曜日に死去したことを伝えた。アダムスは、2007年に国際テニスの殿堂入りを果たしてい…
50年以上に渡りスポーツ界においてテニス写真家として高い評価を受けていた、ラス・アダムス氏が死去した。86歳だった。
国際テニス殿堂は、アダムス氏が今週金曜日に死去したことを伝えた。アダムスは、2007年に国際テニスの殿堂入りを果たしている。
現代テニス写真家の草分け的存在として知られるアダムス氏は、幅広い写真技術を用い活躍した。
アダムス氏はグランドスラム大会に加え、デビスカップ、フェドカップ、五輪でも貢献した。
マサチューセッツの新聞社に勤務していたアダムス氏は、テッド・ウィリアムズ(アメリカ)、アダムス ボビー・オア(カナダ)、ビル・ラッセル(アメリカ)などの、ボストンで活躍するスポーツ選手の撮影を行っていた。
1955年には、アダムスはピューリッツァー賞にノミネートされ、2002年に行われた全米テニス協会生涯功績賞にも出席している。
アダムス氏の妻ベティは、アダムスとともににテニスサーキットに同行した。ベティは今年の6月5日に亡くなっている。アダムス氏には、息子のリチャード・アダムスと2人の孫がいた。
合同追悼式は、マサチューセッツ州レディングで、7月14日に行われる。(C)AP(テニスマガジン)